時間が惜しいので、初めからおしゃべりいたしますけど、森先生が九十一歳ぐらいの時でした。大阪に辻光文さんていらっしゃいますね。あの方が、森先生のお元気なうちに、ぜひ一度お目にかかっておいてほしいとおっしゃったんです。それで、ああそんな偉い先生がおありになるのかと初めてわかったんですけれど、全く教育界に関係がなかったんで知りませんでした、残念ながら。で、もう九十一歳やから、ぜひ今のお元気なうちに会っていただきたいんだという半命令的にお話があったんです。それで私参りました。辻さんご夫妻、寺田清一さんと録音機を下げて行ったんです。そして、あなたの今までやってきたことをお話ししなさいとおっしゃるんです。で、私申し上げました。
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