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食料不足の時、
急いで都会へ行くことはない…と、
終戦後の三年近くを
山村で住まわせて頂いた。
その間、
雑木の中の美しさを知ることは
何よりの勉強となった。
生け花の稽古というのは
花屋が持ってくる。
ある程度揃った花材を一まとめにしてある。
ほぼ揃えてあるところが良くない。
本来は自然の中から美を見出すことである。
こしらえるのではないのだ。
「稽古」というのは
一定の型をつくることに堕している。
つまらない道へと落ちているのである。
家元制度とも関連する
一つの傾きを感じた。
室町時代の昔に戻すべきだ。
大自然の美を
家に持ち込むことをやろう…と。
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