A:
①均一を避けてください。
縞の幅を均一にしないで、
太い縞とか、細い縞を作るのです。
同じ幅にならないようにしながら、
かつ地色の幅も広くしたり狭くしたりして、
不規則にするとよいでしょう。
強弱をつけて、
どこか1か所にポイントを置くのも
ひとつのテクニックです。
②軽い感じにするには
色糸のつなぎ目をぼかします。
糸つぎのところで説明したように、
急に色を変えない工夫をするべきで
1~2回織るのです。
こうすればぼかして変えられます。
③色が際だたず、
似た色で変える時は、
境界線に黒など1~2本入れると、
キリッと締まります。
④地色に
いろいろな配色のよい糸を混ぜたものを数種つくり、
それを横段に織ると、
調和のとれたものになります。
※著書『私の手織り』(中経出版・1975年:絶版)より
コメント