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母はすぐに
自分用の帯を
織り上げました。
しかし、
帯を織るのは時間がかかり、
柄が出る部分が限られているので、
次にショールを織りました。
ショールの場合は
更にやりたい放題が可能で、
カラフルな綿屑を入れたり、
糸の切れ端を入れたり、
よこ糸の入れ方に強弱をつけたりと、
ありとあらゆる、
不規則で不揃いで
イビツになるような技法を、
試しながら織りました。
私は
かつてそれほど
自由でモダンなショールを
見たことかありませんでした。
それで、母に
「心斎橋に持って行ったら?」
と提案しました。
【研三さんが語る、母・みさをの「さをり」物語】
★★★ その14 ★★★
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