« 【11】問題点を改善し、織れるように | メイン | 【13】ヘソ曲がりの本領発揮! »
ということで、
なんとか織れるようになって、
彼女が初めて取り組んだのは、
帯でした。
ようやく帯を織り上げ、
ちょっと得意げに、
店で織物工場の人にそれを見せると、
言下に
「奥さん、
ここの糸一本抜けてるがな、
こんなん織ったら、
二束三文やで。
ちゃんと通し替えなあかん」
と言われました。
もちろん、
その部分に母は気づいてはいましたが、
丁度良いところに模様が出来た、
とそのままに織ったものでした。
【研三さんが語る、母・みさをの「さをり」物語】
★★★ その12 ★★★
この記事へのコメントは終了しました。
もっと見る
コメント