室町時代に
世阿弥が、
こんなことを言っています。
「上手は下手の手本、
下手は上手の手本」。
すなわち
上手な人は
下手な人のために
手本を書いてる。
それで上手な人は
下手な人を手本にしてる。
ですから、
「下手」という言葉は
ちょっと語弊があるかもしれませんが、
私らは、
彼や彼女たち
知的障害と言われている人を
手本にするんです。
世阿弥の言葉は、
いま、
現在に
バッチリ当てはまる。
私、
そう思います。
もう、
事実
そのとおり。
作品が
明らかに証明してるんですから。
( NHKラジオ
『こころの時代 ~宗教・人生~』
1995年2月4・5日放送より )
★★★ その23 ★★★
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