そこで一つ大変なことを聞き逃してもらったら困ります。そこでなぜあくる日からバーンと変わったかということです。今まで教えた七年間が役に立っていなかったということ、イコール、私は七年も八年も花習うて、それが身から取れないで四苦八苦して、まだ取れたいんです。これを考えてみて下さい。彼女たちは無理矢理に教えられて、“やらせ”をやらされて、嫌々ながらやってただけで、それは知的なものとして頭に入らなかったんです。当たり前なんです。知的障害って言うんです。入らないものを無理矢理に押し込んでるんです。苦痛でしかないんですよ。そういう教育を厚生省がやっていたんですよ。そこで気がついて、こりゃいかんぞと厚生省へだんだん乗り込むようなことになっていったんです。これはおわかりいただけました?
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