長い寒い夜、
女たちは糸を紡ぎ、
機を織って生きてきました。
ひたすら耐えつづける
女の宿命を象徴する仕事でした。
しかし、女たちは、
暗い部屋で織りつづけていたその布に、
太陽や空や愛する人の瞳を
思い浮かべながら生きていました。
女たちの少ない楽しいひとときでした。
手織りから遠ざかっていた女たちは、
今またその楽しみを取り戻しつつあります。
もはや耐え忍ぶことはしない、
自由な人ばかり。
今まで抑えていた、
自分の不思議な才能に目覚め、
着るもの、飾るもの、
すべて私そのものという満足感。
男たちが、
金や名誉に明け暮れている間に、
目覚めた女たちは、
新しい文化を
新しい生き方を
創り出すことができるかもしれません。
今日は、ありがとうございました。
みさをさんや今日お会いした皆さんとできたお話、世界に一つしかない私が創ったタペストリー、とっても大切な宝物です。
投稿情報: kitanaka | 2006年3 月 6日 (月曜日) 00時20分
コメントありがとうございます。
さをりの森では、
思いがけない、
人との出会いや、
自分との出会いがあります。
また、お気軽に遊びにお越しください!
投稿情報: 管理人 | 2006年3 月 6日 (月曜日) 09時47分