みんな、
手をつないで踊りました。
歌に合わせて。
みんなもう、
泣いてるんです。
泣いてるけど、
涙ふけないんです。
両手とられてる。
涙ポロポロ流しながら、
もう泣いて泣いて、
踊りながら歌ったんです。
最後に終わった時に、
みんな顔を見合わせて、
人のお化粧の流れたあとを見て、
ワーッと笑ったほどに
感動したんです。
その感動的な体験をしてから、
大阪へ帰ってきて、
親も子も、
スカッと変わりました。
実に大きな変わりようです。
もの言わんかった人が
もの言うようになりました。
それはそれは、
親も変わりました。
こんな糸で織ったらダメ!
なんて言わなくなりました。
もう、
いっぺんに変わりました。
それからあと、
バーッと
大きな動きになりました。
( NHKラジオ
『こころの時代 ~宗教・人生~』
1995年2月4・5日放送より )
★★★ その25 ★★★
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