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持って行った機には、
たて糸は通して、巻いて、
すぐにでも織れるようにしておきました。
最初から
複雑なたて糸作りからでは、
意欲が萎えてしまう、
と考えてのことだったのです。
そして
一ヵ月後に訪問したときには、
既にたて糸が最後まで
織り上げられていました。
その女性の織ったものは、
細いオレンジと黄色と薄茶の糸を
巧みに組み合わせて、
とても品の良い、
繊細かつ大胆なものでした。
母は舌を巻きました。
【研三さんが語る、母・みさをの「さをり」物語】
★★★ その19 ★★★
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