これまで、
ふさがれていたんですねぇ。
字も読めない、
計算もできない、
百円と十円の区別も付かない、
なんていうようなことで
評価してた。
そうじゃない、
その代わり
ものすごいものが隠れていた。
それは、
天からもらった、
天か神か自然か親か知りませんが、
そういう感性が
DNAに組み込まれて、
最初から備わっていたの。
それが今、
活躍してるの。
その感性は、
刺激することによって
増殖するんだそうです。
これ、
ものすごい大事です。
刺激することによって
増殖する。
そして
自発性によって
さらに成長する。
そしてうれしいことに、
感性は死ぬまで衰えない。
記憶力や何やらは
衰えていっても、
感性だけは、
死ぬまで衰えない。
だから
書家とか
お坊さんとか
絵描きさんは、
みな長寿ですよね。
そういう感性、
そういう素晴らしいところを
十分生かしてもらわないと
もったいない。
( NHKラジオ
『こころの時代 ~宗教・人生~』
1995年2月4・5日放送より )
★★★ その27 ★★★
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