それから翌日、茨城県立医療大学へ行きました。そこでまた驚きました。好きに好きに織った作品がものすごい立派なものでした。こんなにもこの人たちの中にこれだけの感性があったのかと思うほど、もう素晴らしい。どれひとつ取ってみても、どこへ掛けても恥ずかしくたい作品なんですよ。だから驚きます。一人ひとりは皆持っているんです。自由に出せばそんなものが出てくる。それを皆知らなかったんです。教えられてそれをまともに真面目に、全部教えられたとおり実行するのが最高に優等生だと思っていたんです。まるでひっくり返した考え方、怖いような気がします。
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