私の仕事は一口でいえば、
既成概念を取り去って
ゼロから出発するところまでもっていく、
その下地づくりをすることだ。
人々の意識の転換をはかる
ということの困難さと
闘っているようなものである。
下地ができれば、
あとはするすると面白いように
自分の中のものが出てくる。
それを待つのが
何よりも楽しみだ。
そこまで来れば、
千差万別、
本人の持ち味が次第に現れ、
ますます面白くなって、
ますます素晴らしい自分が
見つかってくる。
その特性は、
努力次第で、
深く深く磨き上げられていき、
創造性を大切にする
ほかのものと同じものになる。
『わたし革命 ~感性を織る~』 城みさを著
(神戸新聞出版センター ※絶版)より
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