« 人間であることを守らねば | メイン | 04 女学校というところを出ただけの私 »
人の世は、
とかく損だ得だと言いたがる。
夫婦の間でどちらが損か得か、
騒ぎ立てる間はまだ結構。
片方が死ねばたちまち針はピンとゼロに戻る。
すべてゼロになる。
小気味よいほどゼロになる。
損だ得だと言っていた頃がなつかしい。
貸したつもりがプラスとなって自分に返ってくる。
世の中がどうかわろうと、
自分は自分のために努めねばならないことに
変わりはない。
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